GSX-Rのフロントブレーキ周り全交換

SUZUKI GSX-R1000(K3)

令和元年

元号が変わっても相変わらず。朝から子供を部活に送ってからの保管場所です。

今日もお義兄さんが先客で作業されてました。

出勤率で言えばワタシより遥かに高い様な!?今日も猪の箱罠作成するみたいです。

ブログランキング登録中です。
にほんブログ村 車ブログへにほんブログ村 車ブログ 車いじりへ
バナークリックのご協力よろしくお願いします!

ブレンボマスターとキャリパーの取り外し

自分は引き続きGSX-Rノーマル化の作業の続きに取り掛かります。

万一ブレーキ周りを分解した場合、付着したフルードを水で流す必要があるので、水場の近くに持って来て作業するとします。

こぼさないのがベストなんですが、ナカナカそうも言ってられませんので。。。

マスターシリンダーの取り外し

マスターシリンダー自体はHEXネジを2個外せば簡単に外せます。リザーバータンクもアームごとまとめて取り外してしまいます。

ココまではどうって事無いのですが、ホースを介してその先にキャリパーが付いており、出来ればホースを分離せずキャリパーもろとも上に抜き取りたいので、その経路を確保出来るのか?思案するところです。

キャリパー抜き取り経路の確保

上から覗くと、アッパーカウルの下側の上にもう一段カバーが付いてるのが確認出来ます。

まずは下から攻めます。アッパーカウルの下側を外します。

引き続き先ほど見えた仕切り?を取り外します。

するとステアリングダンパーが付いてるので、フレーム側マウントを外します。

コレでダンパーがフリーになって、外側に逃がす事が出来ます。

ハンドルをズラす

引き続き今度は上から攻めるのですが、スロットルワイヤーとの隙間を通す必要があるので、スロットルワイヤーそのものを抜くか?ハンドルを抜くか?どちらかの作業が必要になります。

んで試行錯誤して、一時はトップブリッジを外してハンドルバーを抜くところまで考えたのですが、結局ハンドルのクランプを緩めて少し下げ、

ハンドルを右に一杯切った状態で右ハンドルを内側に回せばアクセルワイヤーが弛んで抜き取るスペースが出来ました。

ホント一時はどうなる事か?と思いましたが、うまい具合に知恵の輪が解けた感じです。

難産でした

という訳で、無事ブレンボマスター~キャリパーまで分離する事無くAssyで取り外す事が出来ました。

ホースを外してしまうと、確実にエアも噛みますし、フルードも滲んで来ます。この状態であれば密閉されてるので、液漏れする事も無いし保管&輸送時も安心です。

ちなみにメッシュホースはヨシムラ製でした。どんだけブルジョワなパーツ構成なんだ、、、

純正キャリパーの装着

引き続き先日清掃作業したキャリパーを装着します。

ちなみにブレンボキャリパーとは固定するボルトの長さが違います。

ブレンボの方がキャリパーボディーがデカイのね。。。

こういうのが剛性とかに効いて来るのかな!?

ニッシンラジアルマスターの取り付け

そして昨日届いたニッシンのラジアルマスターを取り付けます。純正は横向きの14mmだそうなので、一応コレでもバージョンアップになるんですよね。

ちなみにラジアルマスターになると17mmになるのは何ででしょね?

ブレーキホースの取り付け

キャリパーとマスターの位置合わせが出来たので、いよいよブレーキホースの取り付けに掛かります。

ちなみに純正はゴムホースなので、コレまた純正比だとバージョンアップになります。またホースの経路は純正と違い、マスター側で2分岐なのはブレンボの時と同じです。

最初はバンジョーも緩んだ状態で仮止めし、各部の隙間や干渉を見ながら調整し、OKであればバンジョーを締め込みます。

マスターシリンダーのリザーバータンクも方向と角度が決まったので、付属して来たマウントステーを加工して合わせました。

ハンドルを切っても各部干渉も無く良い感じです。

ブレンボの様に華やかでは無いかも?だけど、個人的にはニッシンは好きだし、何よりきちんとメンテナンスされてるかどうか?の方が重要だと思います。

ブレーキホースは車種専用品では無かったのと、ネック部分を回す事が出来なかったのですが、無事きちんと取り付ける事が出来ました。この辺はラッキーといえばラッキーですね。

ボロ隠しは成功!?

塗装が剥げてタッチアップした部分は、やはり大部分が裏に回るので、色味の違いによる違和感は感じませんでした。

 

陰になる部分だし、元のアルミ特有の白錆が噴いた様な状態から考えると、遥かによろしいかと思います。

 

うん、金色のワンポイントもコレまた良い感じで、ブレンボで無くても十分カッコエエ、、、

ブレーキフルード注入&エア抜き

そして毎度苦労するエア抜きなんですが、今回は意外とアッサリと終りました。

 

ブレーキフルードも殆どこぼす事ありませんでしたが、念の為流水で流しておきます。

その後ダスターで水分を飛ばし、雑巾で拭き上げときました。

面倒だけどコレやらないと万一フルード成分が残ってたら、塗装を侵す事になりますからね。。。

ブレーキスイッチの接続

ブレンボは圧力スイッチだったので、ギボシ端子に交換されてましたが、今回は通常のマイクロスイッチに戻すので、ギボシから平端子のメスに変換する短いハーネスを作成しました。

直接繋ぐには短か過ぎたんで、少し長く作って

長く作った分で折り返し、純正ハーネスに抱かせてインシュロックで留めました。

そして平端子をスイッチに挿し込んで接続完了です。

あんまりツギハギするのは好ましく無いのですが、綺麗にまとめれるならアリでしょ。

完成♪

という訳でブレーキスイッチの作動確認もバッチリ取れたので完成です♪

やはりキャリパーも純正だけに違和感無く収まってますが、シルバーのメッシュホースだけ少し浮いてる気がするので、黒色のスパイラルチューブでも買って来て巻こうと思います。

本来であればこのまま試乗に出掛けたいところですが、生憎のお天気なので今日はお預けです。

バイクを定位置に戻し、使った工具を片付けて撤収します。

コチラも完成

お義兄さんの方も箱罠が1つ完成した様です。

大量注文入ったらワタシもお手伝いするのですが、今はストック分を積んでる状態なので、急ぎで無い分ユックリ作業されてます。

コメント