残業
今日は子供の塾のお迎えまでタップリ時間があるので、ジックリとebayで入手した中古ジェットポンプを分解しようと思います。
淡水使用の艇から取り外したExcellent Condition!!!とあったのですが、件の爪が割れたヒューズカバーと同じ出品者から買ったので油断出来ません。。。
インペラカバー周りの分解
コーン型のインペラカバーを外すと、キレイなピンク色のグリスに覆われたインペラシャフトのお尻がコンニチワします。コーン内側は本来グリスが詰め込まれてる筈ですが、一切入ってませんでしたがグリスが乳化してる事もありませんでした。
そしてグリスを拭き取ると、以前腐ったポンプケース分解時に取り外しに苦労した記憶があるサークリップと同じものが発掘されました。
今回は錆びても無いしサークリップ外し専用のペンチがあるので楽勝か?と思ったら、ペンチのサイズ的にギリギリでした。
ま、外れたんで良いですけど。。。
インペラの取り外し
今回インペラを外してベアリングを交換する積もりで、専用のインペラレンチも取り寄せてました。
インペラシャフト側は12の六角ソケットにブレーカーバーを噛まし、鉄筋曲げに引っ掛け回り止めに使い、インペラ側は専用レンチに27ミリのコマ付けたラチェットをパイプで延長して回しました。
当初インパクトでガンガンやったのですが一向に緩む気配が無く、『逆ネジか?』と思ってマニュアル確認すると『インパクトは使うな!』とあったので、この方法に切り替えました。
ついでなんで元のインペラも分解します。こうして見るとどうやってレンチ掛けたかわかり易いでしょう。
コチラも難無く分解することが出来ました。
インペラ自体の状態はコチラの方が良さそうな!?ま、最終ジックリ見比べて良い方を採用しようと思います。
ウェアリングの交換
そしてポンプケース単体になったので、古いウェアリングを取り外しました。というか、サンダーで切り込み入れて貫通ドライバーで割り進み、力ずくで引き剥がしたと言った方が正解か!?
そして新しいウェアリングを挿入・・・というかゴムハンマーで回しながら徐々に叩き込みました。
向きがどちらなのか?わかりませんが、当初反対向きに叩き込もうにも一向に嵌らず、この向きにしたらスンナリ嵌って行きました。ま、例え間違ってたところで大差無いでしょう、、、
インペラの修正
引き続き取り寄せた方のインペラを修正します。ところどころ曲がってるのを、モンキーレンチ掛けて修正しました。あぁ、ゴツイ万力が欲しい。。。
そして仕上げにエッジ部分の刃こぼれをサンダーで均しました。
左が取り寄せて修正した分で、右が元々付いてた分です。右側は元々エッジ部分も均されてました。状態的にはどっちもどっちな気がしますが、取り寄せた分の方が表面に腐食が出てない分マシなのか?いまいち判断がつきませんが。。。
シールリングの取り外し
最後まで外して交換すべきか?そのまま行くべきか?迷ったオイルシールですが、交換部品がオーバーホールキットにも入ってる事だし、結局交換する事にして打ち抜きました。
取り外してみると見事に隙間から砂が出て来ました。このポンプは塩噛みが無い分、アチコチに砂が噛んでました。アメリカのどこかの淡水湖の砂なんでしょね。。。
散らかったままですが、、、
子供のお迎えの時間になったのでソノママ放置して退散します。
スーパーハウスの中で作業してたのはコレが目的だったんですよね。お陰さまでジックリ腰据えて作業することが出来ました。
来週中には全て組み付けまで完了して、再来週には船舶検査受けたいところです。
ブログランキング登録中です。ご協力よろしくお願いします!
コメント
はじめまして!
ちょっとお聞きしたいのですがペラをはずさないとウエアリングは交換できないのでしょうか!?
今ついてるものは削れて割れたようになっています。
よろしくお願いいたします。
コメントありがとうございます!
本来ウェアリングを外すのに邪魔になるので、ペラを外すののですが、既にペラが削れて割れてるのであれば、もう外れる状態なんでしょうか!?
外せれば今度はウェアリングを嵌め込むだけなので、ペラは付いてても大丈夫だと思います。
友人の中にはペラ外さず隙間からウエアリング破壊して外して交換した猛者も居ます。
私 工具が違って、、仕方なくペラ 付いたまま 引き抜きました。
あ、ツワモノのご本人登場(笑)
この人は特殊なので普通の人が同じ事出来ると思わない方が良いです。
大人しく専用レンチ買ってペラ外した方が数十倍簡単に出来ます。
ペラ外しても結構タイヘンなのに、、、古いウェアリングに切り込み入れて貫通のマイナスで割って無理矢理引き剥がした記憶があります。