イヌが逝きました

今朝起きると嘔吐の形跡が４箇所。血便・嘔吐は腎不全の症状と聞いてたので、やはり症状は進行してるみたいです。でも未消化のエサを吐いてるところを見ると、まだまだ生きようとしてるみたいなので、自分としても無下に見過ごす訳には行きません。
という訳で午後から獣医さんの診察があるのでイヌ連れて行きました。イヌのところに迎えに行くと何とか立ち上がって尻尾を振って寄って来ました。でもそのまま前にも後ろにも行けず結局抱えて軽トラの荷台に載せて行く事に。
病院に着くとそのまま入院。とりあえずまた点滴・注射で暫くは延命出来るかと。いずれソレも効かなくなるそうなので、そろそろ覚悟が必要な状況でしょね。。。

また晩に連絡しますと言われたので、そのまま預けて帰ります。
と思ってたら夕飯食べ終わった頃に獣医さんから連絡が。。。
『点滴・注射で暫く状態は安定してたのですが、突然大量に下血し血圧低下ののち絶命しました。』
まだ死ぬとは思ってなかったのに・・・こんな事なら会社帰りに覗きに行けばヨカッタ。。。
遺体を引き取って来て子供等も一緒にお別れしました。子供等に生死はまだ難しいかな？と思ったけど、上の子は理解できたのか？その場でシクシク泣き出しました。後で奥様に聞くと二人揃って部屋に帰ってからわんわん泣いてたそうです。
一晩置いて翌日お義兄さんに手伝って貰って柿山の端っこに埋葬してあげました。

当初焼いて貰って骨だけ埋めようと思ってたのですが、お義父さんがソレもあんまりだと言ってくれたので土葬にしました。見た目が悪いですが、トタンとタイヤはイノシシよけです。結構深く掘ったのですが、掘り返されてもシャレにならないので。。。
１３歳９ヶ月と今度の８月で１４歳になるところだったのに、長いようで短い一生でした。
あまり自己主張もせず空気の読める非常に賢いイヌでしたが、最後の最後まで空気を読んでアッサリ逝ってしまいました。正味発症してから１ヶ月ぐらいかな？死ぬ死ぬ詐欺ばりに寝たきりで半年とかグダグダ生きる場合もあるみたいですが、最後まで飼い主孝行なイヌでした。出来過ぎたイヌだけに不憫に思えてなりません。。。
僕なんかに飼われてシアワセだったのかな？
なんて事も今更ながら思ったりもします。普通ラブラドールなら室内飼いが多いのに、ウチなんて子犬の頃から外飼いでしたからね。人が好きで人懐っこくて人の足にアゴ乗せてマクラにして寝るのが好きだったのに、そうやって触れ合える機会も室内飼いに比べれば少なかったかと思います。
とはいえ自分が最後を看取れなかったのは残念ですが、朝起きたら冷たくなってたという最悪の状況は免れました。獣医さんであれ看取って貰えたのはありがたかったです。至らない飼い主だっただろうけど、ソコは許してください。
今までありがとう！

もう散歩の日課が無くなるのは寂しいですが、キミの事は一生忘れません。僕の思い出の中で生き続けてください。