スプリンターのガソリンタンクの錆取り(2回目)とブレーキ周りの確認&清掃

TOYOTA SPRINTER GT(TE71)

ガソリンタンクの錆取り(2回目)

乾燥機の前で乾燥させてたガソリンタンクですが、概ね乾いたみたいなので中身を確認します。

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先日見えてた錆の塊ですが、こうして見ると結構あるもので、、、

見えるところにある塊を長いドライバーで突いてピックツール使って取り出すと結構大きな塊です、、、(汗)

引っ繰り返して振ると穴から大量の錆の粉と同様のブツが出て来ました。

見える範囲でドライバーで突いて落とします。

そして振っては排出を繰り返すのですが、

薄っすら錆も残ってる事だし、再度サビ取りクリーナーを入れる事にしました。

またまた24時間ほど入れとくとします。

出来れば晴天で温度上がってくれれば良いのですが、今日は湿度と不快指数が高いだけなのよね、、、

ブレーキ周りの確認&清掃

という訳で本日のメイン作業に取り掛かります。

この錆まくりのブレーキ回り。錆は良いとしてシールキットが入手困難なので、キャリパー周りの状態確認したかったのです。

フロント

まずはフロントからやって行きます。

キャリパー外して、ディスクパッドも取り外し、

カップブラシで

ディスクの錆をざっと落としますが、キャリパーのパッドが噛んでたところは錆びてエグレてます。。。

ピストンを少し出してシール周りの確認しますが、ダストシールめくってみてもピストンシールは問題無さそうです。

ただダストブーツに破れがあったので、穴の部分はシリコングリスで埋めときました。

運転席に引き続き助手席側も同様に清掃してグリスアップました。

とりあえず双方ともシールは大丈夫そうなのでひと安心。ただディスクは凸凹だし、パッドも残も少なかったので双方交換した方が良さそうです。

リア

引き続きリアなんですが、コチラはディスクブレーキなのはフロントと同じなんですが、リアだけにパーキングブレーキも兼ねてるので結構厄介なんです。正直訳が分からなかったので、整備書見て分解方法確認しました。

まずはダストカバー外すのですが、こんな小さなダストカバーがボルト2本で留まってました。

カバーを外すとキャリパーがコンニチワしますが、フロントみたいに横からキャリパーを留めるボルトが無いんです。

まずはこの小さなピンを4箇所外します。

βピンでも無いし何て名なんでしょね???

ピンを4箇所外したら、

この部分のプレートを横向きに貫通ドライバーのマイナス使って叩き出します。

こんな感じにスライドして抜き取ります。

先ほどのクサビ?パッド残量見る穴の上下2箇所あるので、双方とも抜き取ると、今度はインシュレーターなのか?ステンレスのプレートを外します。

こんなのね。

コレでようやくキャリパーが外せるのですが、錆で固着して簡単には抜けて来ません、、、

何とか外せましたが、こんな感じにキャリパーの真ん中部分だけ外せるんです。

フロント同様ディスクの錆をカップブラシで落としました。

パッドを清掃してスライド部分と背面のインシュレーター部分にカッパーグリス塗って元通り装着します。

そしてパッドを戻すのですが、ピストンを回して戻す必要があるので、こんなの出して来ました。サンダーの刃を帰る時に使うレンチです。

こんな感じに突起部分をピストンの凹部に合わせ、時計回りに回せばピストンが引っ込んでくれます。

半周ほど回しました。

そして元通り装着するのですが、インシュレーター入れてクサビを入れるものの、先に入れる方は手で入るぐらい余裕はあるものの、

もう一方はどう考えても入りそうにありません。

そこでクサビのプレート部分にカッパーグリス塗って、

位置を合わせてソノママ真っ直ぐハンマーで叩き込みます。

面一までハンマーでガンガン叩き込むのですが無事入りました。

そして元通りピンを入れて出来上がりです。

左側も同様にディスクの錆落とししてから、

組み付けて行きます。

2度目となると迷いも無くラクなもんです。

しかしホント整備書買っといてヨカッタです。こんなのノーヒントで出来る気がしません。。。

フルード交換

引き続き古いフルードを吸い取ってから新しいフルードを満たします。

左後ろ→右後ろ→左前→右前と順次ワンマンブリーダー使ってエア抜きして行きます。

何事も無く無事終了。ただエンジン掛けて無いので、ブレーキは結構重めでした。

各部漏れチェック

引き続きタイヤ取り付けてから漏れチェックします。

ちなみにこのタイヤというかホイールはオフセット(インセット)がギリギリでストラットと当たりそうな感じです。

左前OK

右前OK

左後ろOK

右後ろOK

ついでにクラッチマスター&レリーズシリンダーも確認しましたが、漏れも滲みも確認出来ませんでした。

このまま使えそうな予感です。

完成

というう訳で無事ブレーキ回りの確認&清掃作業は完了しました。

未だシールキットの入手可否は不安が残りますが、まずは現状で使えそうってのが分かっただけでもラッキーです。

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