今日も和歌山県橋本市の山奥は雨でした。この辺ってこれからの季節朝方は『山の朝もや』のごとく軽く霧に包まれたどっかの避暑地の風景になるんですよね。標高はそんなに高くないんだけど、山が近いからか?冬場は朝からスカッと晴れるって事が少ないです。
久々に夜ガレージ行ってベンツ君を眺める。
相変らず間の抜けた愛嬌のあるフロントマスクです。
ボンネットもぱっと見は悪くないんですが、よく見ると完全に柚肌が消せてないのが惜しいところ。でも凹み部分は完全に解らなくなったのでソレだけでもヨカッタです。艶は塗装前より格段に出てますしね。。。
立ったフロントウィンドウも今では見かけないデザインです。結構湾曲したガラスで柔らかな外観を彩ります。
タイヤがかなり内側に入ってるのもこの時代の特徴。
フェンダートリムがボロ隠し(笑)兼ワンポイントになってると思います。この時代のクルマだと下品にならなくてよろしい。ドアエッジのメッキモールも入手出来れば取り付けたかったところです。
このモールから上が旧塗装で下が自家塗装部分です。色目の違いが写真では解り難いですね。。。
こうやって見てると『あぁ、ここは上手く行ったな』とか『ここは苦労したな』とか色んな作業の思い出が溢れてきます。自分で弄れて眺めれて乗れてとやっぱり縦目は自分にとっては良いクルマなんだと思います。
コレが売れてしまうと次のクルマはまた1から手を入れていく事になるのですが、果たして250を仕上げた時ほど必死に取り組むことは出来るのだろうか?250を手に入れたときは初めての輸入車であり、右も左も解らない状態でイロイロと資料を集め、まさにトライ&エラーの積み重ねでここまで来ました。
次のターゲットは同じ縦目でもツインカムの280です。作業的には要領を得ているので問題無く進めていくことが出来るでしょうが、果たしてこの250ほど思い入れが出来るかどうか不安です。別にこのクルマに飽きたわけではないのでコレはコレで乗り続けていく事は出来ると思うし、これからもまだまだ手を入れていくところもあります。その延長上で280を造り込んで行けるのか?暫く悩もうかと思っています。
オークション期間中ですが、もしかすると出品取り下げるかも知れません。そのまま結論が出なくて流れれば『まだ暫くは手元に置いておくべき』だろうし、売れてしまえば『次に進むべき』だと思います。結局は『縁のもの』なんですよね。縁があれば手元に残るし、無ければ縁のあるところに行っちゃいます。
元々5年近く放置されてたクルマをとりあえずココまで復帰させたのはソレはソレで意義があったかと思いますし自分自身すごく勉強になりました。所有期間は未だ短いものの濃厚な2年3ヶ月です。でも買ってから7,000kmぐらいしか走ってないのね。。。
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