日々是道楽blog

ヒッチメンバー取り付け

昨日美原の巨匠が『仕事に余裕が出来たから来る?』と言って頂けたので無理矢理仕事やっつけて(というかほぼ先送りw)やって参りました。
着いて早々カーラーンプでお尻持ち上げて二人して下に潜ってアレコレ思案。

元々汎用ヒッチを加工して・・・と思ってたのですが、この奥のフレームと接合する限り幅的に足らない事が判明。開始早々にして半ば諦めモード・・・。

という訳でありったけのヒッチ引き摺りだして来て構想を考えます。つーか何でコレだけヒッチが転がってるんだ???

結局カート製のロードマスター用ヒッチメンバーが幅的にも一番使い易そう・・・って事でコイツを合わせる事に。挿し込みが1-1/4″なので微妙に頼りなく見えますが、果たして大丈夫なのか???

まずは邪魔なステーをプラズマで切断。ゴツ過ぎてタイヘンそうです。。。

そして牽引フックを横向きに叩き込む。モチロン大ハンマーで躊躇無く(笑)あ、この瞬間が爆安中古車だね(爆)

うまい具合に元々付いてたステーの穴を拡大すると良い場所に来ました。ココなら全長もギリギリ変わらない。

端部ステーを車体側ボルトに噛ませてナットで固定します。ちなみにこのボルトは元々車体側に付いてて遊んでたモノです。

ベースに使ったヒッチメンバーはちゃんとしたUSのCurtってメーカー製品です。国産と違って細くて華奢に見えても、切り取ったステーの分厚さを見ていただけると解るように、鬼のような強度で作られてます。コレ見ると国産ヒッチがオモチャに見えて心配になります。。。

結構な出面に見えますが、コレでもバンパーバッファ内で収まります。オカマ掘ると漏れなく掘ったクルマのラジエターに風穴が空くことでしょう。。。

さすがに8ミリ程度のボルト2本で留めるわけに行かないので、ステーを追加して左右1箇所ずつコレまた車体から出てるボルトに固定するようにします。フラットバー切り出して車体に沿うよう曲げ仮留め溶接しました。

装着イメージはこうなります。追加した方のステーを留まる車体側ボルトは12ミリぐらいあるのと複数パネルを貫通してるみたいなので多分強度的には問題無いかと思われます。

そして一旦取り外して本溶接。今回全ての溶接は交流アークでガッツリやってます。カート製のステーの溶接に匹敵する強度でやってくださいました。

一応左右の振れ止めを兼ね車体左側フレームにステーを固定してヒッチメンバーと繋いでおきます。

その後右側は純正のマフラーステーと、ヒッチのセンターは牽引フックとソレゾレ直に溶接しておきました。さすがにコレだけやっときゃ大丈夫でしょ。つーか車体剛性上がったような。。。
その後本装着まで一気に片付けて、強度試験も兼ねて電動ホイストで吊ってみました。

上がってるの解るかな?

そのままカーランプを撤去。

車検記載の後輪軸重が740kgなのでジェットのトレーラーぐらいなら余裕でOKでしょう。

後姿はヒッチの存在が全然目立たない。。。

出面も完璧です。バンパーを切り取った縁の仕上げは・・・気が向いたらまたやります。。。

出っ張りも誤差の範囲で済んでます。

マフラーもステーを曲げたりしつつ調整し、良い所に持って来ることが出来ました。

結局出来上がってみれば国産・輸入問わず市販のヒッチメンバーでは出来なかった、理想の位置に理想の状態で装着する事が出来ました。見る限りではどの製品も3列目シートが収まるバスタブ下にドローバーが出る状態だったので、タダでさえ低い車高で最低地上高は減るし、リアオーバーハングの突起物になるのでデパーチャアングルは減るしで色んな意味で諦めてたんですよね。
ともあれ毎度お世話になってる美原の巨匠ですが、今回も氏のお陰で上手く出来たこと感謝感激でございます。
夜はまたまたMPVです。
ちなみにウチのカーランプは低床用でコレでないと砲弾マフラーのサイレンサーがツッカえるのよね。。。

今夜の作業はコイツです。

溶接した後可能な限りハケでシャーシブラック塗っておいたのですが、

どうしても届かない部分があったので吹き付けて塗り込みます。

こんな感じに

コッテリと。。。

溶接で熱が入った箇所は余計錆びやすいですからね。。。
引き続きバッテリーを

85Dから90Dへ僅かに容量アップです。LとRの違いのお陰で配線の取り回し修正が必要でした。

充電器掛けて一晩置いておきます。

とりあえず長々と持ってた懸案事項が片付いてホッと一息です。後はヒッチカプラ取り付けて電源配線してしまえば完了です。お陰さまでシーズン突入にも間に合いました。
美原の巨匠には重ねて感謝でございます。m(_’_)m

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