日々是道楽blog

コネクター溶断と燃圧測定

今日も昨日に引き続きお昼休みは自宅ガレージへ帰ります。ま、自宅までクルマで3分なので恵まれた環境ですよね。

まずはバッテリーは元々問題無かったという事で、元に戻す事にします。

ついでにネットで調べたトラブル事例の一つであるヒュージブルリングコネクターの状態を確認する事にします。場所はバッテリー後ろの赤いキャップの付いた下側にある4Pコネクターです。

外してみると左から3番目の端子周辺の樹脂が溶けた形跡がありました。

メス側の端子は薄っすら溶けた樹脂でコーティングされたようになってます。。。

という訳で左から3個目の端子に入る線を切断し、上部の赤いキャップを外したところにある端子に直接繋ぎ替えました。

そして元々のバッテリーを積んで完成です。

念の為バッテリー電圧を計ると。始動前で13.4V

始動後で14.3V出てました。

明らかに車内に積んでる電圧計より高い値を示してます。やはり端子接触の悪さからドロップしてたのでしょうか?今となっては解りませんが。。。
そしてお釜開いたままですが試乗に出掛け、戻って来てから再始動・・・普通に始動します。さてコレが原因だったのか?イマイチ解りませんが、元々始動したりしなかったりと気まぐれな現象だったので、コレまた検証のしようが無いってのが現実ですね。
とりあえず折角お釜も開いてる訳だし、燃圧を測定しておこうと思い、R12のエアコンガスのマニホールドゲージを借りてきました。

なぜか燃料パイピングのサービスバルブがR12のエアコンバルブと同じなんですよね。。。
という訳で夜のガレージ作業の前にはやる心を抑えてひとっ走り。普段よりタイムが良かったのはきのせいなのか?

そして戻って来てから早速作業開始。燃圧測定用のサービスバルブはココにあります。

燃圧計繋いでついでにタイミングライトのクランプも適当なコードに繋いでおきました。

ゲージはココ。ルームミラーにぶら下げておきます。
この状態で燃圧の確認します
キーON   0.42Mpa(ポンプ作動音あり)
     → 0.16Mpa(ポンプ作動音なし)
アイドリング 0.38Mpa
キーOFF  0.16Mpa
○PSIに換算すると・・・
キーON   60.9PSI(ポンプ作動音あり)
     → 23.2PSI(ポンプ作動音なし)
アイドリング 55.1PSI
キーOFF  23.2PSI
となり、チルトンのマニュアルにのってる9~13PSIとは大きく違うのですが・・・メーターの読み間違いなのか?ソレともエアコン用でゲージの10分の1も使ってないレベルなんで曖昧なんでしょうか?

その後近所をグルっと一周して確認したものの、燃圧計はだいたい0.4Mpaを切るぐらいのトコで安定してました。コレはコレで特に問題無いのかな???
そして今日の昼に直したところ。ヒュージブルリングへつながるコネクターなのですが、ココの接触不良が起こった場合、ホントにエンジンが掛からなくなるのか?確認するのを忘れてたので、接続した端子を一旦外して始動を試みる事にします。

キーONにしても燃料ポンプが作動しませんので、当然燃圧も上がりません。ただしセルは回りました。

タイミングライトを確認すると点火はしてる模様です。。。

完全に接触不良という事であればポンプは作動せず、燃料が来なくてエンジンが掛からない・・・当然といえば当然なのですが、先日のストップの際はキーON時の燃料ポンプ作動音はしてたのよね・・・でもエンジンは掛からなかった。。。謎だ。
んでヒュージブルリングへ繋がる残り3本の線も、コネクターの接触不良が再発する恐れがあるので、全て切断して被服を剥き

スチーブ噛締めて

端子に直接繋ぐよう変更しておきました。

バッテリーを元通り戻し

普通に始動する事を再確認して今夜のところは終了とします。
イマイチ釈然とはしないけど、コネクターの接触不良という事象は確認出来たので、とりあえず今回はコイツが悪かったという事にして一旦今回の不具合は完結としたいと思います。暫くまたヒヤヒヤしながら乗る必要があります。。。、

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