日々是道楽blog

時計修理

ヤフオクで手配してたハイエースのコーナーマーカーが届きました。お昼休みに早速交換を試みます。

形は似てるけどどうも収まりが悪い・・・というかちゃんと嵌らない。よくよく観察すると赤丸の部分が違っています。全体的に前方に出っ張ってるしこりゃ互換性無いですな。。。無駄金はたいてしまった(涙)最近ちょくちょく見てるけど、さすがに車齢15年ともなると中古部品はなかなか出て来ない。気長に探すとするか。。。

会社のデスクに戻ると誰かがPC捨てて行きやがった。。。フルタワー邪魔なんですけど・・・誰か要る?多分PenIIIマシンです。

200の方はメーター掃除でとりあえず『この辺は一段落』と思ってたのだが、某縦目な掲示板にて時計のよくある故障箇所や修理方法についてイロイロ教えてくださったので、会社帰りに保管場所に寄って時計だけ取り外して持って帰ってきました。
夜久々にガレージ作業です。とは言っても作業机で虫眼鏡片手に時計の中を覗きまわします。
まずこの時計動作については振り子を指で弾くと暫く『コチコチ』動いてるので、時計本体については問題無さそうです。
となると、電源系のトラブルと思われる。電源系で問題になりやすいのは某所で教えて頂いた内部ヒューズの断裂もしくは接点不良です。
となると、その辺っていうのはメンテナンスや交換前提となってるはずなので、何らかの形で取り外しが出来る様になっているはずです。
以上を踏まえていろんな方向から虫眼鏡で覗いても、多段になったギヤを上下に繋ぐフレーム固定部分を除けば外せるのは唯一このネジだけです。

そのネジで固定されてる端子はポイントのように円盤?に付いた端子と接しています。

試しに外してみると接点付きの端子が取れました。接点部分が多少荒れてるので、少しネックの部分の角度を変え接点部分をキレイに掃除して再度装着してみます。

装着時に相手側端子を押し込む必要があるので、少し押して装着すると、どうやら相手側がゼンマイの要領で時計が『コチコチ』と動き出しました。

そして円盤側の端子と接すると『ギィ』と円盤側が回転しゼンマイを巻き上げます。なるほど、自動ゼンマイ巻上げ式の時計なんですね。

このままでは何なので再度端子部分を取り外し、接点部分にハンダを盛っておきます。

接点の当たりを調整して再度組み付けて電源を繋ぎます。

暫く『メカニカルな動きに萌えぇ~』とか言いながら様子を伺います。ゼンマイが伸びてきて端子が接すると

『ギィ~』っとゼンマイ巻き上げてくれます。

とりあえず直ったみたい。裏蓋取り付けて電源を繋ぎガレージにある時計(クォーツだけどコイツも怪しい・・・)に合わせて暫く狂いを検証したいと思います。

今回は某掲示板にてアレコレ教えてくださったお陰で何とか修理する事が出来ました。掲示板ゆえ文字でのやり取りだけで、正直最初に説明された時は構造が全然理解出来ませんでしたが、現物を目の前に置いてよく観察すると、その説明されてた部分が理解出来る様になりました。何でもやってみるもんですね。
前回250の修復の際は部品交換が主で『コレがレストアなのか?』と自問自答してた事もありましたが、きっとこういう修理の積み重ねこそがレストアそのものなんでしょね。まぁ大きく見れば接点交換したのと大差ないんですけど・・・でも動かなかったものや調子の悪かったものがきちんと動くようになると妙な充実感があって小さな達成感を感じます。今回の200については完成を急がずジックリ向き合って観察して事を進めて行きたいと思います。
という訳で今後とも皆様のご協力よろしくお願いします。正直資料が無くて困ってるのよ。。。

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