ジムニーのフロントブレーキOHとナックルシール交換

SUZUKI ジムニー(JA11/JB23)

スノコその後

昨日接着補修したベッドのスノコですが、

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充填したところはまだ完全に硬化してませんが概ね固まってくれた様です。

という訳で自宅に持って帰るべくエスティマHVに積んでおきます。

個人的には木工好きなんですけど、こうした補修はナカナカ厄介ですね。

ジムニーのイロイロ部品交換

今日は丸一日掛けてジムニーのメンテナンスしてやろうと思います。

このジムニー購入した時にイロイロ買い込んでたんですが、長らくそのままだったんですよね。

左から時計回りにメッシュブレーキホース、ナックルシールキット、ブレーキディスク、ブレーキパッド、フロントブレーキのシールキット、クーラーベルトとオルタネーター&ウォーターポンプベルトです。

最近シミーが顕著なんで、社外品のナックルシールキットだけ最近入手しました。購入後キングピンベアリングも含めひと通り交換したんですけどね、、、

フロントブレーキ周りのOH

まずはフロントブレーキ周りのOHからです。

今回はディスクを交換するので、キャリパーとキャリパーマウントまで一気に外してしまいました。

ブレーキディスクの取り外し

当然ディスク持って揺すったぐらいでは外れないので、ディスクの穴にM8のボルト捻じ込んで外しました。

新旧比較するもそう厚みに差はありません。16万キロ走行ですが交換されて間が無いのかも知れません。

研磨で行けたかも!?

キャrパーの取り外し

今回はキャリパーのシールキットも交換するので、ホースをクランプしてからキャリパーを外します。

フルードが一杯まで入ってますが、今回はあまりこぼす事無く取り外せました。

ブレーキフルードは塗装を侵すのであまり撒き散らさない様に心掛けてます。

運転席側キャリパーOH

という訳でゴム類全て外して清掃してから新しいシールを組み込んで行きます。

ピストンはキレイなもんでしたが、多少なり錆があったのでナイロンやすりで擦ってキレイにしておきました。

シールに付属して来たブレーキグリスを塗り塗りして、

溝に嵌め込みます。

そしてキレイになったピストンを手で挿入してから、

ダストブーツを取り付けて、抜け防止のリングをセットしました。

一丁上がり。

スライドピンの部分の動きが鈍いとまたパッドの片減りが起こるので、このあたりも清掃してグリスアップしてから組み付けました。

キャリパー装着&ホース交換

ディスクの交換と合わせてパッドも新品入れました。MonotaRoの安物だけど大丈夫かな?

そして今回はメッシュブレーキホースに交換しました。リフトアップ対応の為に純正より4cmほど長くなってます。

純正車高だとホースがダブついてタイヤと接触しないかな?ちと心配です。

助手席側キャリパーOH

引き続き助手席側のキャリパーも同じようにOHします。

外したばかりのピストンはこんな感じに薄錆や汚れがこびり付いてるので、

ナイロンやすりで擦ってキレイにする訳です。

新しいシールを組み込んで、

手でピストン入れてから、ダストブーツをセットします。

きちんと清掃して組み付ければピストンは指で押せばスムーズに押し込めます。

難解な助手席側ブレーキホース

そしてOHしたキャリパーを組み込んで、運転席側同様メッシュホースに交換するのですが、

コレがナカナカの曲者で、結構な急角度でホースを曲げないと、所定の回り止めにフランジが正しい向きでセット出来ないんですよね、、、

そしてホースとの接合はタイヤハウスを介してエンジンルーム内でおこなわれます。

最初に部品見た時は別車種のホースかと見間違えたぐらい難解なホースでした。とりあえずきちんと取り付け出来て良かったです。

リアブレーキホースの交換

引き続きリフトを上げて、

リアのブレーキホースを交換しました。

ココが一番素直に交換出来た気がしますが、この先にまたゴムホースがあるんですが、そちらはソノママで良いのやら?

エア抜き

ひと通り組み付けが完了したのでリア・助手席側フロント・運転席側フロントの順でエア抜きしました。盛大に使ったので500ccのフルード1缶と少し必要でした。

今回はディスクもパッドも新品なので当たりが出るまで効きが悪いでしょね。。。

ナックルシール交換

引き続きナックルシールの交換します。

今回はキングピン外さないので、シールにカッターで切り込み入れて、

ナックル部分を通してから瞬間接着剤で留めました。寒過ぎて接着剤が硬化しないので、ヒートガンで温めて硬化促進しました。

そして組み付けですが、念の為接着箇所は真上に来る様に組み付けました。

反対側も同様に。今回は瞬間接着剤使ったのもあって、左右同時進行で分解~組み付けしました。

コレでシミーが直ってくれれば良いのですが、、、

古いシールカバー

外したナックルシールのカバー部分ですが、接着したフェルトはまだ生きてそうな雰囲気です。

とはいえ規定以上の厚さになってしまってるので、カバーのフレームが歪んでしまったのかな?

純正交換品は対策されてフェルトが付いてるそうなので、今回の交換でダメなら純正対策品入手して交換する積もりです。

各部チェック&完成♪

最後に組み付けた箇所のボルト類の締め付けを確認し、

リフトから下ろして作業完了です。

朝からボチボチやってたので、昼飯も食わず3時のオヤツの時間までぶっ通しでした。。。

水洗い

ホース交換の際、ブレーキフルードがアチコチに流れてしまったので、ホースのシャワーで洗い流します。

助手席側のホース交換の際、ココの接合に手こずったので結構な量のフルードが流出したのよね、、、

ブレーキフルード自体親水性が高いので、コレだけシッカリ洗い流したら大丈夫でしょう。

塗装の剥離剤代わりに使われる事もあるので残留は厳禁です。

試乗

一般道と自動車専用道路を試乗して来ましたが、結果80キロ前後で出てたシミーが、60キロ前後で出る様になりました。以前はその速度域で段差等を切欠にシミーが出たのですが、今回は大した前触れも無く事象が出る様になってしまいました。

ただ今回はシミーが出てから加速すれば収束するので、その点は少し対処し易くなったのかな!?どちらにせよシミーが発生するのは変わりなので、また対策品入手して交換したいと思います。

最終チェック

帰って来てからリフトで上げて各部チェックします。

暫く効きの悪かったブレーキも帰って来る頃にはよく効く様になってました。

 

多分錆止めに塗装してた塗料が落ちて効きが良くなったものと思われます。

 

キャリパーとホースの接合部の銅ガスケットはソノママ使ったのですが、フルードの漏れ・滲みはありませんでした。

 

運転席側の車体パイプとの接合部も問題無し。

リアの接合部も両方OK。

 

シミーは直りませんでしたが、シール部分がめくれ上がったりズレたりって事は無さそうです。

 

リフトから下ろしてエンジンルーム側から助手席ブレーキホースの接合部も確認。OKでした。

冷却水のリザーバータンクも元通り設置して、

作業完了です。

完成♪

コレにてようやく長期在庫だった部品を掃き出す事が出来ました。って結局まだベルト2本は交換してませんが、コチラは後日別口で交換してやろうと思います。

エスティマHVと入れ替えて、ジムニーはコチラに置いて帰ります。

ブレーキは新品ディスク&パッドで当たりが出だしたのとメッシュホースの相乗効果でかなりタッチが良くなりました。あとはシミーを撃退するだけ・・・ですね。

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