重整備
溜まりに溜まった交換予定の部品ですが、今日はチョット面倒な作業を片付けようと思います。
正直汚れるの必至なんであんまり気が進まないのですが、JB23持病のジャダー対策にはやらざるを得ないんですよね、、、
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キングピンベアリングの交換
という訳で何は無くともまずはリフトで上げるところからです。
今日はこのフロントハブ周りの作業になります。
分解洗浄を伴うのでグリスまみれになりそうです。。。
分解
フリーハブを外してからCリングを外せば小判型のワッシャーも取れてドライブシャフトが抜けます。
キャリパー、ABSセンサー、ナックルシールを外し、
キングピンを外せばハブ周りがゴッソリ外れました。運転席側はこの状態でもデフオイルは出て来ませんでした。
ナックルの関節部分にグリスが練り込まれてます。ある程度拭き取ってからモリブデングリスを押し込み気味に盛り付けます。
ナックル内部もグリスがきちんと詰め込まれてました。
グリスの変質も無いし、デフオイルの流入も無いので、ドライブシャフトシールも生きてる状態です。
清掃&状態確認
とりあえず詰め込まれたグリスをペーパータオルで拭き取り、パーツクリーナーも使ってキレイに清掃しました。
ナックル裏側には錆も無くキレイなもんです。
外したナックルシールのゴム部品はかなり硬化してリップ部分も生きてるのやら死んでるのやら?
キングピンベアリングのレースを外して軽く清掃すると、薄っすら錆色が見て取れます。
さすがにキングピンベアリングは摩耗してるみたいです。多分コレもジャダーの要因の一つですね。
シールの発注ミス
ナックル側のシールだと思って注文したシールですが、
どう考えても大きいんですよね。
どうやらハブ側のシールだったみたいです。
ナックルシールはとりあえず大丈夫そうなのでこのまま使用する事にします。
『26 38 8』と、一応型番が見て取れるので、次回はコレを参考にシールを探す露しましょう。
組み付け
Amazonで急遽取り寄せたベアリングドライバーです。
最安の選びましたが、結局コレは買って正解でした。
というのもベアリングレースを打ち込むのに直接叩くわけには行かず、先のアルミ製のアタッチメントを当ててハンマーで叩く事になるからです。アルミ製なのでレースを傷めず叩けるのは有難いです。
無事奥までキッチリ嵌まりました。
下側も同じく打ち込み完了です。
そしてナックル内部にウレアグリスを詰め込んでから、ドライブシャフトを挿し込みました。
ハブ周りを組み付けて上下のキングピンもセットしました。
とりあえず手がグリスまみれで撮影もままなりませんでした。。。
ジャダー防止キットの組み付け
そして組み付け忘れてたジャダー防止キットです。キングピンのレースを打ち込む前であればナックルシールは切らずに入れれたのに、結局カットして入れましたとさ。。。
そしてフェルトを貼り付けたナックルシールを装着するのですが、さすがに厚みが増した分装着はナカナカ大変でした。
ナックル端面とに隙間が出来ない様に、様子見ながら少しずつ全周均一に締め込んで行きました。
助手席側
何が面倒臭いって運転席側でやった事を同様に助手席側でやる必要があるってところです。
同じことをまたするのですから、2度目はコツを掴んで多少スムーズに出来ます。ナックル裏のシールも今回はキングピンベアリングのレース外したタイミングに忘れる事無くセット出来ました。
完成♪
最後に各ボルトの締め忘れが無いか?手で締めてチェックし、フリーハブのエアホースやABSセンサーの取り付けを確認してから、タイヤを装着してリフトから下ろしました。
ステアリングギヤボックスのシール交換もやりたかったのですが、気力が続かず今日のところは諦めました。
試乗
無事完成したので試乗に出掛けます。
一般道と京奈和道を走り、低速から高速までひと通り走りましたがジャダーは一切出ませんでした。
ついでに輸入工具屋さんに寄って錆びたナットを回す特殊なソケットを購入。
コレで錆びて腐ったマフラーボルトも外せるかな?
帰還&状態確認
無事戻って来たので簡単にチェックしときます。
運転席側前からと後ろから、
助手席側前からと後ろから、
嵌める時はきちんと全周フェルトの余白が出てる感じだったのに、それぞれ赤丸の部分が捲れ気味です。左右共に後方の上部という事は何かしら意味があるのでしょうか?
とりあえずお疲れ様で缶コーヒー頂いて本日は終了撤収します。
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