エスティマHVのリアマフラー加工&作成

TOYOTA ESTIMA HV(AHR20W)

エスティマHVのリアマフラー加工

今日はエスティマHVのリアマフラーの加工します。

後ろ周りの作業になるのでリフトには頭からツッコミます。

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現状確認

現状排気の出口とアエラス用バンパーの折り返し部分が近接し過ぎてバンパーが溶けてるのと、

自作ヒッチメンバーのフレームがマフラーとのクリアランスが無く干渉するからです。ま、コチラはゴトゴト音がする訳では無いので、別に気にはならないのですが、いずれ凹むか割れるかしそうなので、先に対処しておくことにしました。

とりあえず出口の角度を変えるべく、どのあたりでカットして接げばいいのか?考えます。

元々購入した中古リアマフラーと2個イチでテールパイプ延長しようかと思ったのですが、出口の角度変えてみてダメなら延長しようと思います。

テールパイプ加工

とりあえずサクッと外しました。ウォーターポンププライヤーでマフラーハンガー外すのも慣れてしまいました。

精密にカットしたいので、バンドソー使って切り込み入れます。

真っ直ぐ下向きに下ろしたいので、まずは垂直に切り込み入れます。

その後角度付けて切り込みを入れ、皮一枚のこして一部を抜き取りました。

感覚的にやるのですが、ち密にカット出来るので切り過ぎないのが良いです。

溶接&仕上げ

という訳で切り込み入れて取り除いた部分を折って溶接します。

全周溶接しました。

ある程度はサンダーで均してから、

カップブラシ掛けて、

耐熱塗料塗りました。残り少なかったのが無くなってしまいました。。。

耐熱塗料は普通に硬化しないので、ヒートガンで炙って硬化促進させます。

先端だけですがキレイに真っ黒になりました。

実際に装着してみると、バンパーからもシッカリ先端が出てるし、ヒッチメンバーのフレームにも干渉しなくなりました。

コレなら延長の必要も無さそうです。

エスティマHVのリアマフラー作成

という訳で不要になった中古で購入したリアマフラーですが、このままお蔵入りするのもアレなので、オリジナルで直管リアマフラー作ってやろうと思います。

パイプ外径が53~4ミリです。

このサイズの材料あるかしら?

材料調達

手持ちのステンパイプは100パイ・・・

以前バラした部品取りのマフラーモロモロを確認します。

多分シビックのセンターマフラーですが、外径で48ミリほどなんで、5ミリ差なら何とかなるかな?

タイコ切り取ってストレートパイプ部分を置き替えれば直管リアマフラーが出来上がりそうです。

出来ればひと回り太いパイプで挿し込み溶接したかったんですけど、突き合わせでも何とかなるでしょ。

加工

バンドソーでタイコのギリギリのところをカットしました。

こんな事出来るのもバンドソーならではです。

タイコは素通しのパンチングメタルでした。そりゃ消音交換低いよね。。。

当初フランジ近くのストレート部分使おうと思ったのですが、フランジ直近で切り取るのは勿体無い気がしたので、銀色の恐らく純正部分を使う事にしました。どうやらこの錆色部分のパイプからフランジまでは社外品のマフラーを接いで作ったみたいです。

切り取ったタイコ部分が25cmほどなので、

パイプ部分を少し長めにカットして両端の表面をサンダーで研磨しました。

鉄の地肌出てた方が溶接もやり易いんです。

仮組み

手が4本あれば良かったのですが、、、位置決めにかなり苦労しました。

先ほど加工したリアマフラーと同じぐらいのところを目指してテールパイプが出る様にします。

車載状態で点付け溶接してから、

下におろして本溶接します。

前後とも全周溶接出来ました。

結局のところ部品取りしたパイプの方が細くて、純正パイプに挿し込んで接いだので、ココで絞られることになりました。

マフラーハンガー

純正タイコに付いてたマフラーハンガーの溶接を剥がして取り外しました。

そのままでは全然届きませんね、、、

3本の丸棒を溶接して作られてたハンガーの溶接をサンダーでカットして、バラバラにしてからソレゾレ真っ直ぐに曲げ戻しました。

その内2本を使い、最終的にコの字型のハンガーを作成しました。

こんな感じにパイプを抱える様にセットして、車載状態でまた点付け溶接します。

そして車体から外して本溶接しました。

溶接機があると何でもヤリ放題です。

完成♪

先ほど加工したマフラーと並べて記念撮影しときます。こうして見ると大まかに同じ形状してるのが分かります。

耐熱塗料は使い切ってしまったのでシャーシブラック吹いておきましたが多分ダメだろなぁ~!?

という訳で出来上がりです。

塗装を乾かすべくヒートガン使ってたら、今度はヒートガンが壊れて生暖かい風しか出て来なくなりました。

装着してみる

という訳でどの程度の音量になるのか?興味津々だったので、今回は直管リアマフラーを装着しておく事にしました。

ヒッチメンバーのフレームもバッチリかわしてます。

が、嫌なモノ目に付きました。リアデフの前側マウントですが多分チギれてますね、、、最近停止状態から発信する際、後方から甲高い『カキン』って音がしてたのよね。多分コレが原因です。。。

という訳でリフトから下ろしました。

マフラー出口がエアロの下から見えます。排気口が下向きなのは良いです。

横から見るとこんな感じ。思惑通りに行ってニンマリです♪

純正のエンドパイプだけ加工したリアマフラーはバイク小屋上に片付けておきます。また車検の時に交換するとしましょう。

毎度の事ながら構想には時間を掛けましたが、実行に移すとアッという間でした。それにしても試行錯誤しながらのモノ作りはホント楽しくて、時間を忘れて熱中してしまいました。

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