縦目ベンツの軽整備

Mercedes 200(W115)

日々寒くなる

今日もお昼休みは保管場所です。日に日に寒くなって来て、今朝は布団から出るのが億劫になるぐらい冷え込みました。

北海道は既にヒト桁前半の気温らしいので、まだまだ暖かい言われれば暖かいのですが、季節の変わり目、特に冬に向かって寒くなって行くのは肉体的にも精神的にも滅入ってしまいます。。。

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縦目ベンツの軽整備

今週もまた雨の止んだ昨日から縦目ベンツで通勤してるのですが、どうも回転が重ったるくてパワーが無いのよね。

どう考えてももっと走るハズなんで、アチコチ確認していこうと思います。

点火時期チェック

まずはボンネット開けてエンジン回りからチェックします。

点火時期はBTDC10度前後だったので多分大丈夫。

見てる間に電池切れになったみたいなので、また単一電池買って来るとしましょう。

プラグチェック&清掃

スパークプラグを確認すると、結構黒くてベチャベチャでした。

点火時期確認するのに暫くアイドリングさせてたのもあるかも?ですが、チョット燃料濃過ぎるみたいです。

とりあえず清掃して再装着します。

こんな時イリジウムとかの高性能プラグだと清掃出来ないですが、普通のプラグなんで真ちゅうブラシでゴシゴシ擦ってパーツクリーナーで汚れを洗い流しました。

デスビ清掃&ポイント研磨

引き続きデスビ周り分解します。分解といっても点火時期は動かさないのでキャップ外すだけです。

昔Old-timer誌の付録であったポイント磨き用のヤスリです。

キャップ外してローターとカバー外してポイントとご対面です。

接点にヤスリ挿し込んで上下に動かして接触面を研磨します。ポイントはBOSCH製ですが、多分メルセデスの純正相当品なので、数千キロ程度で接点の焼けなんて早々無いと思うのですが、清掃がてら軽く研磨したまでです。

デスビキャップも内部を軽く拭いて清掃しておきます。端子の焼けも無く状態は悪く無いかと思います。

ローターも若干ホコリ被ってるものの焼けは無し。キレイなもんです。

後は元通り組み立ててデスビ周りは完了です。

ミクスチャーの調整など

プラグの状態からして燃料が濃いと思われるのでミクスチャーを調整します。キャブレターのフロート真下にあるネジなんですが、半回転ほど締め込んでからアイドリングを調整しておきました。タマにストールする症状があるので、ストールしてもエンストしない程度に少し高めにアイドリングを設定してます。

そしてベルトが滑り気味だったので少し張っておきました。クランクからオルタとウォポンに掛かってるだけなので、オルタ側で調整するのですが、ちょうど調整ボルトにインパクトが入るのが有難いです。

コレでボログルマあるあるの『ベルト鳴き』 から解放される事でしょう。とはいえ張り過ぎると切れかねないので、通常より少し緩めに張ってます。

復活!?

エンジン掛けると明らかに回転が軽くなりました。チョット乗るとココへ来た時とは雲泥の差。やっぱりソレなりに走るもんなんです。アウトバーンの国のクルマですしね。

コレぐらい走ってくれれば普通に乗る分には問題ありません。というか今までの重ったるい走りは何だったんだ?って感じです。

ヒーターレバー

縦目ベンツの空調レバーは今時のクルマと違い、ウィンドウ/レッグ/左右ヒーターの開度調整なんですが、レバーのノブが無くなってるのは良いとして、どのレバーが何を意味するのか?分かり難いので、テプラでラベル作って貼り付けました。

色味的に黒字に白とかならヨカッタのですが、生憎手持ちが白地か黄色地に黒しかありませんでした。また良いのがあったら作り直すとして、とりあえずはコレで凌ぎます。

縦目ベンツはいろいろダメ出し状態ではありますが、今のところ走行不能で路上停止って状態には陥って無いし、弄ればソレなりの改善もあるので、気負わず普通に乗れる日も近いと思われます。ただ気になるのはキャブレターの状態で、インナーパーツは交換したものの、アイドルアップのバイパスはジェットが飛んで行ったせいで殺しており、その辺が他に何か影響を及ぼしていないか?が心配です。一度キャブレターの専門店にオーバーホールの相談がてら聞いてみようかと考えてます。

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