エリシオンのフロントブレーキパッド交換

HONDA エリシオン(RR2)

恵みの雨

今日もお昼休みは保管場所です。

昨夕からまとまった雨が降ってます。そろそろ田植えの時期に入るお百姓さんには恵みの雨になりそうです。

予告通り

今日はコレの交換です。

昨日から保管場所に鎮座してたエリシオンを

通路に引っ張り出して来て、フロントをジャッキアップします。

置いてた場所でそのまま作業やろうか?と思ったのですが、結局通路に出して来ました。

清掃&グリスアップ

タイヤを外してキャリパーを持ち上げます。

ダストブーツ周りは先日の車検整備の時に清掃してもらってたのでキレイなもんです。

とりあえずシリコングリスを薄く塗っておきます。

ゴム部分にはシリコングリス一択です。

スレッドコンパウンド

外したパッドはほぼ使用限界です。

残2ミリ無い程度。こういうのキッチリ使い切るのは気持ちが良いものです。

そしてパッド裏に塗るスレッドコンパウンドです。

シムとの間にスレッドコンパウンド塗り付けときます。

そしてガイドの部分にも薄く塗布しときます。

決してハミでたりしないよう、最小限に塗り付けます。

ピストン戻し

ブレーキフルードのリザーバータンクの蓋開けて

キャリパーピストンを専用工具で戻します。ピストンを2個一度に戻すべくナナメに掛けてます。

ダストブーツがきちんと折り畳まれてるのを確認し、ハミ出たシリコングリスはウェスで拭き取っときます。

結構適当なようで繊細なようで・・・。

パッドとキャリパーの組み付け

シムを装着したパッドをキャリアに組み付けてから、ハの字のスプリングを装着します。手で押さえとか無いと外れちゃう。。。

そしてキャリパーを下ろして来て下部のボルトを固定。

反対側も同様に作業して

最後にフルードの量確認して

作業終了です。

お昼休みにちょうど良い作業量

動き出す前に何度かブレーキを踏んでピストンを出しときます。暫くは慣らしの必要があるので、ハードブレーキングはしないよう心掛けておきます。

普段からコチラに来られてる方にとっては、珍しく普通の整備記事で拍子抜けでしょうが、基本の基本ではあるけど、命に関わる部分でもありますので、キッチリ抜けの無い作業をする事が重要なので記事にしました。

スレッドコンパウンドの使い方について、以前は盲目的に『鳴き止め』として、ピストンとシムのあたる部分に塗ってたのですが、ゴム部分に触れる可能性のある場所には絶対使ってはいけないのを数年前に知りました。鳴いてどうしようも無い場合のみ、最後の手段としてピストン側の当たり面に薄っすら塗れば良いそうです。ゴム部分はシリコングリス以外は絶対ダメとの事です。

木曜夜はマラソン教室

モチベーションが超低空飛行のワタシは、こういう機会があると否応無しに走れます。

しかも速い人に引っ張って貰えるので、今夜もクタクタになるまで走り込みました。体重落として練習量増やさないとついていけません。。。

 

 

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コメント

  1. 58Caddy より:

    クルマのブレーキの整備、自分もやらないとなー
    フルードの交換とパッドの残量確認してるけど、分解整備してない。
    ちょうどいいタイミングの記事で、背中押されました。

    昔は「グリスなんてなんでもええわ」と思ってましたが、最近は使い分けるようにしてます。

  2. ひらぽん より:

    毎度どーもです!
    ディスクブレーキになって滅多に分解整備まではしなくなりましたが、さすがにタマには清掃&グリスアップはするようにしてます。
    シリコングリスはゴムの保護もあるのですが、やはり一番はピストンの錆予防ですね。きちんと手入れさえしてれば、塩害の無い関西であればキャリパーのOHってホントしなくて済みますので、かえって経済的かと思います。
    グリスの種類による用途ってホント自分も無知だったんで、某御大のBlog見てから適材適所使い分けをきちんと考えるようになりました。言われてみればそうなんですが、盲目的に信じてることって多いですよね。。。
    とりあえず『以前のブレーキは何だったんだ?』と思えるぐらいブレーキのタッチも効きも良くなって満足です。