メーター分解

今日は朝の内ベンツ君で出勤して、午後からはハイエース君で出勤しました。最近あまり出番が無いハイエース君ですが、やっぱりタマに乗ると違和感あるな・・・ハンドリングはダルだし、エンジンも鈍重。同じ排気量でハイエース君より20年ばかし古いとはいえベンツ君は結構俊敏に走ってくれるのが良く解ります。まぁ当社比なんですけどね(笑)
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夜は久々にベンツ君の作業です。
先日から頻発してたメーターのODOとトリップが時々サボるのを検証。取り外しはコンソール裏側からメーターケースごと押し出します。
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円形のカプラーが1個とプレッシャーゲージ用配管、メーターケーブルとアース線2本が刺さってるだけなので完全脱着も容易です。
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裏側3箇所のネジを外すとスピードメーター単体になります。メーター裏赤丸の2箇所のネジを外すと裏蓋も外れます。
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取り外したついでにメーターのガラスもキレイに掃除しておきます。
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引き続き赤丸2箇所のネジを外すとメーターケーブル~ODO&トリップに行くプラギヤが外せます。
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トリップ部。特に異常無いのでパーツクリーナーで清掃後シリコンスプレーとシリコングリスを充填しておきます。
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ODO部も同様特に異常無いのでパーツクリーナーで清掃後シリコンスプレーとシリコングリスを充填しておきます。
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その後一旦取り外してたプラギヤも清掃後グリス入れて元通り組み付け。メーターケーブルに接続される回転体?のガタを少し詰めてからグリス入れておきました。ついでなので反対側のメーター周りも一旦外してしまってガラス磨いて組み立て完了です。ついでのついでにメーター照明の電球カプラーも給脂して磨いておきました。
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メーターケーブルにもスプレーグリスで気持ち潤滑材送り込んでから元通り車体に取り付けて終了。
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ODOもトリップも若干数字が動いてしまったけどまぁ誤差の範囲だから良いでしょ。コレで直ってくれれば御の字だけど、考えたらODO&トリップに関するところの調整云々ってのはやってないな・・・例のプラギヤの軸にガタが出てたのかな?そんなに気になる程でも無かったんだけどなぁ~。。。しかしコレって単体で部品供給あるのか???EPC見る限りメーターAssyでしか供給が無いような・・・メーター屋さんで手配できるのかな。。。

コメント

  1. 関根 孝雄 より:

    今日は 初めてメールします。何時も記事を見さして貰ってます、
    自分のW114 1974年式 280のメーターの球切れの為LEDに替えたいのですが、
    メーターパネルが外れない、手前まで2センチぐらいは動くが、何かが邪魔してそれ以上
    手前に来ません、
    色々な記事を読んで、いて、はと思い、カーペットを剥がしアクセルペダルの所に有る
    メーター用ケーブルの押さえ金物を外さないと、メータパネルは前に出てきませんか?
    後はメーターケーブルのジョイント部を回して外すですか?
    後引っ張り出すに当たり、注意事項は有りますか?
    ご教授下さい。

    • ひらぽん より:

      関根さんはじめまして。
      結構古ベンツ触られてる方いらっしゃるんですね。そういう方に見て頂いてるとは、縦目ベンツの資料が少ない中でBlogやってた意義があるってもんです。
      メーター取り外しについてですが、メーターパネルは基本嵌まってるだけなので、ダッシュボード下から手突っ込んで裏から押して抜き出せば良いのですが、取り外す際にカプラーと油圧配管とスピードメーターケーブルを取り外す必要があります。
      カプラーは挿さってるだけなので抜けばOK。
      油圧配管は何というかケーブルのアジャスターみたいにネジ付ナットが捻じ込まれてたと思うのですが、抜け防止にダブルナットで留まってたと思います。
      スピードメーターケーブルは根元がローレットのナット状になってて留まってます(4枚目と6枚目の写真参照)ので、そのネジを回して外して外してから抜く必要があります。場合によっては抜け防止にキツく締まってるかも?この辺は原付バイクのメーターとかと同じような構造です。
      とはいえ自分の個体は上記のように外れましたが、なにぶん50年近く前の車体なので、何が引っ掛かってるか?は隙間から鏡入れて見てみるとか確認しつつやった方が宜しいかと。万一壊してしまうと代替部品探すのタイヘンだし、最近は値打ちこいて恐ろしく高値が付いてますので。。。