注文してたサービスマニュアル他が昼過ぎに宅配されました。1週間前後掛かると聞いてたのにこんなに早く届くとは・・・。
夕方チョット時間が取れたのでジェットを弄ることに。一番気になってたのは先日修正したネジにちゃんとホースアダプターが取り付けれるか?ってトコだったのだが、結局のところ若干ネジの掛かりが浅いみたい。とりあえずはシールテープ噛まして留まってるけど水圧掛かるとどうなるんだろ?場合によってはメクラ蓋して別の水路にフラッシュキット取り付けることにしましょう。。。
とりあえず組み付けに備えてネジ穴の修正。とことん塩噛みしてるのよね。
ボルトはメッキ加工されてるものの塩が噛んでて手で回らない状態。ダイズを一通り通しておきます。
んでこびりついてたガスケットもスクレッパーで剥がします。エキマニにも水路があるのですが、パッキンでコテコテに固められてたのか?ガンコにこびりついてました。最終的にはオイルストーンで仕上げる必要がありそうです。
粉砕されたエキマニガスケット。当然再利用不可なので注文確定ですな・・・復活の日が遠のいてしまった(涙)
因みにこのジェットの前のオーナーさんは自分で一切弄らない人だったのだが、こうして分解してみると海水利用後の洗浄の甘さは感じられるものの、根本的に組み付け自体が素人仕事に見えてなりません。ボルト類の塩噛みは勿論、ガスケット類のパッキン材の塗り方などなど・・・正直プロがやった仕事には見えません。確かに塩害ってのはあるとは思うのですが、ボルト入れるときに耐水グリス入れたり、ガスケットを組み付ける際使う液体パッキンの選定などなど・・・メンテに出してたお店は結構有名な店でそんなに悪い噂も聞かないところなんですけど所詮はこんなレベルなのか。。。
最近多くのジェット屋さんが廃業してる一因に『技術力不足』ってのがあるみたいで、環境問題によるジェットの4スト化もあって、十分な整備が出来ないジェット屋は廃業しているようです。また、日本でのマリンスポーツの位置付けは所詮『金持ちの道楽』であって『オーナー自ら自身の手を汚してまでやるような趣味では無い』ってのが残念ながら現状一般的な認識のようです。景気が悪くなったらそんなお金の掛かる道楽も続けていく事は困難になり、そういうお客をカモにしてた店は衰退していく。まぁ仕方の無い事ですが、折角島国で身近に水辺のある生活をしてるのですから、もっと手軽にマリンスポーツが出来るようになれば良いのに・・・と思う今日この頃です。
夕刻涼しくなってからイヌの散歩へ行って帰ってきてからワンコスペースの草刈しました。うっそうと生い茂ってた草を刈ると結構スッキリしました。こんなに簡単にキレイになるならもう少し早くやってやりゃヨカッタ。
とりあえずガスケット類の注文しなければ。。。
コメント
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いろいろ見ていくうちにココにたどり着きました。
このてのガスケットは、ガスケットそのものに接着作用があります。
排気と海水が混ざらないようにするためです。
ですからバラす時にはなかなか剥がれませんので、エキマニやヘッドの合い面にはドライバーを差し込んでこじれるようにツバが付いています。
LOCTITEのガスケットリムーバーを使うと分解後のガスケット剥がしは楽ですよ。
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しもさん初めましてです。
元々純正ガスケットって接着剤が塗布されてるものなんですか?確かに多少の固着はバイクでもありますし、シリンダーベースガスケットであれば信越の液体ガスケット使うことはありますが、基本的に通常であれば面出しして液体ガスケットは最小限(出来れば使わない)に抑えるべきだと思うのですが。。。
いずれにせよ本日ヤマハ純正のガスケット類も注文したのでサービスマニュアルを参考に処置したいと思います。
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接着剤かと言ったら多少おかしいかもしれませんが、新品のガスケットを見ていただけたら分かると思いますが、多少ベタベタしますよ。
M/Cのガスケットだと、紙状のものが多いと思いますが、マリンのはかなり違いますよ。紙だけですと、それこそ塩分が合い面に浸透していき、腐食がおきます。
なので、合い面に対してほぼ全面にシールしてあげないといけないと思います。
最近の4スト系ではメタル系のガスケットで、これにも多少のシール剤が塗ってありますが、個人的にはこれでも信用ならないので、私は合い面に液体ガスケットを塗布しますよ。
塩の力は怖いですよ。
長文失礼しました、では頑張って下さい。
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む~ん、2輪にしてもジェットにしても同じ面接触でのガスケットだと思うのですが違うもんなんでしょうかね?
とりあえず今回は水路もある部分なので、普通に液体ガスケット塗って組む積りですが、合い面の修正ってのは絶対でしょうね・・・あ、液体ガスケット切らしてるや。。。
塩の力確かに怖いですね。ドライブ系の固着って有り得ないと思ってましたが、ウチのは見事に塩噛みしてましたし、水路に残ってた塩は岩塩になってドライバーで小突いてもガンコにこびりついてましたからね。
とりあえず私もまだまだ勉強中なのでイロイロご教授ください。技術的情報が乏しいので非常にありがたいです。
やっぱりショップはアテにならない?
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TLのエンジンに関してはあえて液体G/Kは塗らなくていいですよ。
強いて言えば、フライホイールカバーのコイル配線が出ているグロメットの合い面には塗った方がいいです。
ドライブシャフトの固着は、インペラーハウジングが膨れていると思います。
外側のケースはアルミですが、インペラーのはまっている面はステンが圧入してあります。
したがって経年劣化で隙間から塩分が侵入し、膨らんできます。
こうなったら交換しかありません。
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液体G/Kの件了解です。とりあえず面が荒れてるのでオイルストーン掛けて修正した後状態を見て液体G/K使用の要否を判断したいと思います。
グロメット部については今回恐らく混合仕様にしてしまうと思うので、オイルポンプ駆動取り出し口のコーキングと併せて対処したいと思います。
しかしインペラーハウジングってそういう構造になってたんですね・・・そうなるとボーリングも微妙。出来ればこのまま使えれば良いのですが。。。
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合い面に関してはよほど腐食してボロボロになっていない限り液体ガスケット無しで大丈夫です。と言うか、ボロボロになっていたらダメですけど・・・
オイルポンプを取り外した後はアルミプレートで蓋をしてあげたらいいと思います。
ハウジングはボーリングは出来ません。
出来たとしても、また同じところが膨らみますよ。
接触していた状態でのっていたのであれば、インペラーも磨耗しているかもしれません。
いさぎよくセットで交換した方がいいと思います。
ただ、インペラーはシャフトを固定する特殊工具が必要になりますので、ジェットポンプユニットを外してショップに持ち込むしかないかと・・・
ショップに関しては正規販売店であれば大丈夫だと思いますよ。
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うちのジャンク650TLを修復したとき、インペラがハウジングに接触して回らなかったのですが、知人の旋盤屋さんで軽く円出ししてもらい、それでも当たる所は、自分で電気ドリルにフレキシブルの延長付けて、研磨石で削りました。自分でも滅茶苦茶やってるなと思いましたが、シックスゲージで図りながら、時間をかけてゆっくりやったせいか、まともに動いています。
でも、また膨らんでくる可能性は大ですね。
ちなみに僕の知人は、TLではありませんが、ステンのインナーを旋盤で削りだし、新たに新しいインナーを入れてます。
僕も昔バイクをいじっていたので、最初、液体パッキン系は許せませんでしたが、海水による侵食は、小さなナ隙間から虫食いのように入り込んできますから、液体系でしっかりふさいだほうがいいですよ。
インペラは、長年はずしたことが無ければ、かなり大変な思いをするかもしれません。
僕はシャフトを大き目の万力に直接固定して、インペラをはずそうとしましたが全く外れそうな気配がなく、ネジ山をだめにすると思ったので、トーチで焼いたらあっさり取れました。
でも、オイルシールは、完全燃焼でした。
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このBlog始まって以来のコメントの盛況ぶりで・・・コメントだけで残しておくのは勿体無い内容の書き込みで有難い限りです。
しもさん:
とりあえず試走もまだなと、とりあえずの接触はあるもののセルで回ってたので実際乗れるようになってからインペラ&ハウジングについては検討したいと思います。とはいえハウジングだけでも数万円したと思うので、Assyとなると1桁万円後半行きそうですね。。。
マリボさん:
身近に旋盤屋さんが居るのが羨ましい(笑)そもそもエンジンのシリンダーみたいにスリーブ入替とか出来れば理想なんでしょうかね?ソレともいっそステンレスで削り出すとか・・・。
しかし塩害に関しては私の想像以上ですね。関西の人の多くが琵琶湖まで足を伸ばしてた理由が解ります。
しかし、たかがボルト&ナット外すのにトーチまで持ち出す必要があるとは。。。
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そうですね、一度試走してからでも遅くはないでしょう。
ペラとハウジングで3,4万円弱ですね。
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Assy交換となると欲が出てきてステンレスペラに・・・そうなるとまた出費が・・・(涙)
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う~ん、インペラがハウジングと接触しているのでしたら、はずしてハウジングの当たっているところがけは削ったほうがいいような気がします。
インペラはアルミだと思いますが、ハウジングがステンレスですから、エンジンをかけるとインペラが削れて行くと思います。そうなると、ハウジングとの隙間が大きくなって、推進力が減ってしまいます。
でもジェットポンプユニットをはずすときに、海水使用で数年はずしていなかったら、確実にボルト数本は、頭を切ってしまいますね。
どちらにしろ、いばらの道が待っているかも。
ちなみに、アルミのインペラの方がステンのインペラより軽いので、パフォーマンスは上だそうです。
でも、異物をかんだときや、侵食に対してはステンが強いです。
また、ある程度たたき出しで直ります。
アルミは1回曲げると修復は難しいです。
トーチを買わなくても、ボンベ交換タイプのバーナーでもいいと思いますよ。
トーチであぶれない所は、半田ごてを使ったこともあります。
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行くも地獄、帰るも地獄・・・インペラのところだけ『スコッ』と外せれば良いのですが、ジェットポンプユニット外した上で順次分解の必要があるのが面倒臭い(笑)
ステンの社外品インペラならヤフオクで1万円ぐらいで転がってるのでハウジング削って修正して組み込む価値はあるかな?と漠然と思ってます。
ネジの方はカセットボンベバーナーはあるので何とかなるかな?でも塩噛みの場合何の前触れも無く折れるんですよね。。。感覚がわかりにくいです。