スプリンターの不調調査(TPSの分解掃除調整編)

TOYOTA SPRINTER GT(TE71)

スプリンターの不調調査

ようやくこの型紙を使う日がやって来ました。

ブログランキング登録中です。
にほんブログ村 車ブログへにほんブログ村 車ブログ 車いじりへ
バナークリックのご協力よろしくお願いします!

型紙の使い方

スロットルボディーにはサージタンク側から挿し込んでセットするみたいです。

挿し込んだ状態で保持するのですが、型紙を厚紙化しておいて良かったです。

元のコピー用紙のままだと引っ掛けて保持する事は出来ませんからね。

導通チェック

この状態で3つの端子の導通を確認します。

テスター棒では当て難いので、クリップ引っ張り出して来てセットしました。

む~ん、何となく合ってる様な気がします。

ストッパー側での調整

ストッパー側はソノママに、バタフライバルブが開いたタイミングで導通が無くなる様に、スロットルポジションセンサーを回して調整するのですが、

指定が0.34ミリと0.7ミリだったので,超久々にシックネスゲージ引っ張り出して来たのですが、手持ちのセットだと0.35ミリと0.65ミリしか計測出来ません。

とりあえずソレゾレこんな風にストッパーボルトとの隙間に挟んで調整します。

しかしながら調整しても軸部分でのガタなのか?全閉状態に戻らない時が何度かありました。エンジンストールにはこの辺りが関係してるのかな!?

スロットルポジションセンサーの分解

スロットルポジションセンサーはプラスチックのカバーで覆われて非分解みたいなんです。表面の型番とか書かれてると思しきステッカーも既に読めなくなってました。。。

カバーだけ外せるのかな?と思い、爪の引っ掛かてる部分を起こして行くと、パカっと外れました。

てっきりバタフライバルブの軸を挟んで上下に端子があるものと思い込んでたので、この状態を見た時は端子が曲がって寄ってる???と思いましたが、よくよく確認すると真ん中の端子に繋がる部分の先端に突起があって、

その突起が白い樹脂部分に掘られた溝の中をなぞるように動くという事が分かりました。

こういうカラクリって面白いですね。

調整

ココで先ほどの型紙を使ったチェックの違和感が明確になりました。

45度の型紙をバルブに押し当てたら、真ん中の端子(TL)と一番下の端子(PSW)は導通しませんが、

35度の型紙をバルブに押し当てたら、真ん中の端子(TL)と一番下の端子(PSW)は導通します。

上表では35度で導通無し、45度で導通ありとなってるのですが、35度の型紙挿し込んだ方が、より全開に近くなるので、この辺りそもそも自分の解釈が間違ってるのか???

清掃&給脂

内部はさほど汚れて無かったので、軽く拭き上げてから溝部分からはみ出さない様にシリコングリスを入れ、

軸受け部分には潤滑用にシリコンスプレー吹き入れときました。

そして元通りカバーを取り付けて完成です。

さて、コレで直ってくれたら良いのですが、端子が溝の中通って強制的にON/OFFする接点なので、ソコまで暴走するとは思えません。となるとやっぱりハーネスやカプラーなんですかね?あ、あとECUや燃圧ってのがありますが、まずはこの辺りに問題が無い事確認出来ればと思います。

コメント