今回タービンキット装着をお願いしたお店の店主は元H社のフォーミュラー1(F1)のエンジンコンストラクターで、かのアイルトン・セナの乗車したマシンのエンジンメイクもされたそうです。しかもセナに『ゴッドハンド』と言わしめた方。。。
現在は趣味のお店?としてN1や鈴鹿ワンメイクのエンジンメイクをメインにお仕事されてます。正直そんな御方に『ハイエースのターボキット組んで』ってお願いするのは気が引けましたが、奥様と旧知の仲だそうで快く引き受けてくださいました。



ココが今回タービン装着をお願いした某秘密工場です。

お盆前に入庫したけどお盆明けてもソノママ放置。。。ま、お金が無いので納期は特に設けてなかったりします。ぼちぼちやってくださいね。

数日後とうとう入庫されました。狭い工場にハイエースは目一杯。。。

さっそく運転席下のパネルがはぐられて、純正配管が外されてます。
始まると早そうですね。

エギゾースト側の配管とタービンが取り付けられてます。

インテークの配管の手直しです。既存の部品と比べれば違いは解ります。

巣穴もあったので修正されてる上見えない内部の継ぎ目も整形されてました。

タービンへのオイル配管の取り付け。

インテーク配管が取り付けられました。

タービンへの配管にズレがありますが、ココを直すのは非常に手間が掛かるので今回は目をつぶります。全般的に製品自体の出来は非常に悪いそうです。。。

エアコンのコンプレッサーが取り付けられました。一時的にズラしてどけてたものです。

ブーストメーターの取り出しも取り付けられています。

これからエアクリーナー側の配管に入ります。

この辺は一部純正利用なのですが、隔壁などで非常に取り回しが厳しいそうです。配管通すためにエンジンマウント外してエンジンずらしたり・・・自分でやらなくてヨカッタ。。。

コレが挿入するエアクリーナー配管です。一応タービンと接近するので耐熱バンテージが巻かれてます。

配管とタービンの位置関係はこんな感じ。

ホントに厳しいです。

作業はフロントフレーム部にウマを掛けた状態でおこなわれてます。ミッションずらしたりエンジンずらしたりしながらの作業ですので。。。

上側の作業はほぼ終了かな?

オイルパンのオールリターン用加工です。位置的に一番効率の良い所を考えてこの位置だそうです。

取り付けられたニップルです。

オイルパンが取り付けられました。
オイルフィルター交換の際は一度配管を外す必要があります。

エンジンずらすの図。。。

フロントパイプは2L用と3Lの2個イチものっぽいですな。

見えないですけどATホースの配管中だそうです。

荷台に積んでた山盛りの部品も大分片付いてきました。

終わりが見えてきました?

ATクーラーはこの位置。ステーはワンオフです。

マフラーの取り付け中です。

出口100パイの直管マフラーです。大人げない。。。

完成間近!

燃料ポンプ側の調整ちう。。。

やっと帰ってきましたっ!


結局お盆前に預けて出来上がったのが9月末。想定外の部品の調達などもあり結構掛かってしまいました。でも工賃はお友達価格で申し訳ありません。。。
マフラーの方は思いの他静かで下手すると純正より静かかも?走り出すとタービンの奏でる『シュワァ~』という音が聞けます。『タービンは音を食う』ってのはホントだったのね。



四輪
H5 HIACE
About My LH119V
ボルトオンターボ装着
(c)2006 ひらぽん