第5章 塗装

こりゃまた写真撮れない状態が多かったです。。。



イキナリですがCB400SFのFホイルプラサフ(白)仕上げです。
このホイル自体の元の塗装は多少傷もありますが、下地まで出ているような致命的と思われる程度のはありませんでしたので、1000番程度のペーパーで表面を慣らしプラサフを吹きました。

外は寒いのと硬化促進の為ストーブで炙ってます。
『塗装は下地が命』だそうなので十分に乾いてから上塗りする予定です。

メーカーロゴ等にも塗料がキレイに乗ってるのが解ります。
今更ながらエンケイ製なんですね。(^^ゞ。

元々の鮫肌状の鋳肌はサスガに消せませんでした。
セルフクリーニング性とか考えるとツルっとした鏡面仕上げが理想なんですが。。。


~ここまで1日目

昨日塗ったプラサフに軽くペーパーを掛け本塗装に入ります。
気合入れて庭にストーブ持ち出して塗るスプレーを湯煎中です。
内圧が上がり塗料ミストのキメが細かくなる・・・そうです。(^^ゞ
塗色はホルツの『イエローマイカメタリックT-50純正色番号580』です。ビッツとかの純正色の金色ですね。

一回目塗装

軽く全般的に粉が乗る程度に降り掛けます。

乾燥はストーブ使って気持ち焼き付け塗装です。チョット丈夫な塗装になってくれることを願っています。(笑)

二回目塗装

満遍なく塗料を薄く乗せていきます。この時点ではムラは気にしません。

三回目塗装

ほぼ仕上げに近い状態です。ムラ無く仕上げます。
フト思い立ってドライヤーまで動員しての気持ち焼き付け塗装です。

四回目塗装

ソコソコ乾いてみて濃淡のある部分を補完、浮き文字部、あわせ面など特に注意して仕上げます。

五回目塗装

リムの裏側もビートの乗る面だけ塗っておきます。どうせ見えませんが縁の部分塗る積もりで仕上げました。

とりあえずコレにてホイルの塗装今日の予定は終了です。というのも有機溶剤でもあるので急がず一日一色という事にしようと思っているからです。


引き続きFフォークの塗装です。
元はアルミ地のアルマイトチックな塗装なのかホントにアルマイトなのか解らない仕上げでしたが、アルミの腐食なのかはたまた飛び石の傷なのかあまりキレイな状態では無かったので塗装することにしました。
塗色はホルツのホイル専用塗料『ツヤありブラック』です。

フロントフォークは装着状態で塗装します。
まだら模様になってたアウターを足付けついでに磨きます。しかしバブル崩壊後の低コスト車だけあって鋳物成型の貼り合わさった部分の仕上げが酷いです。
ベルトサンダーでもあればキレイに仕上げるトコなんですが、そんなもん無いので適当なトコで妥協します。
ダストシールは外して上部に上げておきます。

一回目塗装

マスキングはかなり適当です。(笑)
イキナリ塗料を塗ってますが塗料の指定に下塗りの指定が無かった・・・ような気がするので。えぇんかな?

二回目塗装

結構塗装の乗りも良い感じです。

仕上げ塗装

多分5~6回に分けて塗ったと思います。手が入る部分が限られるのに併せてキャリパーステーなど複雑なカタチしてますので全般的に塗料が回ってるか確認しながら吹き付けました。

接近してみると結構良いツヤ出てます。コテコテに厚塗りしたので強靭な皮膜が形成されるのを期待してます。


~ここまで2日目

という訳で塗装行程も3日目突入です。
朝起きると雨が降ってたので「今日は作業できんなぁ~」と思ってたのですが午後から止んで晴れ間も出、気温も上がってきたので急遽塗装開始です。
使用する塗料は『ソフト99工房ウレタンクリアー2液式』です。
ちなみに左側のはシリコンオフ(脱脂剤)です。

晴れ間の出た日向でホイルを暖めます。(←気休め)
ウレタンクリアーはミスト状に吹いても塗料の集まり?が良くザラついた感じにはなりません。また一箇所にボテッと吹き付けてしまっても意外と垂れ難いので作業は楽です。
とりあえず一度目なので足付け程度に満遍なく降り掛けます。

2度目なので全般にちゃんと乗るよう注意深く吹きます。

3度目。かなり良い感じにツヤが出て来ました。

4度目。リムの縁も含め仕上げです。結構イイ感じ?

コレにてホイルの塗装は完了です。ただタイヤチェンジャーでタイヤ交換すると多少なりとも塗装が剥げてしまうのが心配でなりません。。


引き続きFフォークのクリア塗装です。
コチラもホイル同様余ったクリアで仕上げます。

とりあえず1回目。捨て吹きです。
どうも塗装の乗りが悪そうなのでドライヤー全開で暖めながらの塗装です。

2回目。
気を付けて吹いてはいるのですが結構塗りムラが出来てしまいます。一部はタレる寸前。

3回目。
ソレなりにツヤも出て来ました。でもこういう形は塗り難い。。。

4回目。
仕上げにもう少し吹きたかったのですが、まぁまぁ納得行くとこまで来ました。後は乾燥を待つばかりです。ミストになってたところも塗装が落ち着いたところで再度確認すると概ねOKです。

という事で最大の難関と思われてた塗装行程も無事終了しました。後は乾燥を待って(2~3日)週明けの火曜日にはタイヤの組み付けをして貰おうと思ってます。


ちなみにココでリアホイルが出て来ないのは愛知の『パウダーコーティング・カトウ』さんトコに塗装の依頼をしてるからです。
当初は自分で塗る予定だったのですが、純正の粉体塗装がペロペロにめくれて来たので自分では収拾付かない判断しての結果です。
モチロン金色で塗装お願いしてますが、多分Fホイルの色とは若干違う色になると思います。何れ3.5インチ幅のホイルに履き替えるかも知れないのでソノ時予算が許せばRホイルに合わせて塗って貰おうと思ってます。


という訳で塗装完了しました。
養生も終了し、パウダーコーティング・カトウさんに頼んでたRホイルも届きましたのでタイヤの組み付けをバイク屋さんでやってもらいました。結果は・・・見ての通りです。

本日届いたRホイルです。
濡れたようなヌメッとした深い艶にビビリました。

対するコチラは自家塗装のFホイル。
やっぱりというか比較になりません。(涙)
一応、1500番→2000番→コンパウンドで表面の艶はあります。

色比較。
覚悟はして居ましたがやっぱり全然違うんですよね。。。(涙)
粉体塗装で塗っていただいたのは赤味というか青味というかチョット濃い感じのゴールドです。

何だか別の色に見えるな。。。

粉体塗装の方はハブ周りの鋳肌もキレイに埋まってセルフクリーニング性は良さそうです。ツルッとした感じです。

この艶解ります?

で、タイヤはめて貰いました。
NSR250純正装着タイヤK510・・・だったかな?多分大丈夫だとは思うんですが・・・

溝もあるし。。。

Fタイヤは新品。
D207Fの110/70ZR17です。

カッコイイけどやっぱり細身に感じますね。
ホントはD208Fの120/70ZR17にしたかったんですが、標準でのリム幅の指定が3.5インチだったのと110サイズが販売されてないのでD207となりました。

そのうち3.5インチ幅のリム入手出来たら粉体塗装に出して色合わせてミシェランでも入れるか。。。


番外編
粉体塗装に出したRホイルは何の問題もなくタイヤチェンジャーに掛けてタイヤをはめる事が出来たのですが、自家塗装のFホイルは予想通り塗装が剥げちゃいました。バイク屋さんの店主も必要以上に丁寧に気を遣ってやってくださったのに残念です。

コレは私のミスです。チェンジャーの爪の存在てっきり忘れちゃってました。。。

この部分の塗装が剥げちゃいました。ただ救いなのはペリペリと剥がれるのではなく、削れるようにはがれたお陰で被害は最小限に抑えられました。やはり下地が効いてるとおもいます。



二輪
HONDA 86'VFR750F(RC24)
現代に蘇るVFR750F(笑)
(c)2002 ひらぽん