穴が・・・

今日もお昼休みは保管場所です。
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AM中降ってた雨も止んだ・・・と思ったら、暫くするとバケツ引っくり返したような雨が降って来ました。。。
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そして今日はコイツの作業です。
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昨日お友達の某R氏がSPXのチャンバー穴あき修理をしてたので、そーいや自分のも怪しかったと思って確認する事にしました。
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表側は
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特に問題無し。
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裏側は
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ダメぢゃん。。。
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という訳でチャンバーを取り外しました。
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ネジ類は塩噛みして若干硬かったものの無事舐める事も無く取り外すことが出来ました。
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しかも全てのネジが外れると、思いのほか簡単にチャンバー部分が分離してくれました。
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摘出したチャンバーです。PWCのチャンバーは膨張室の外側にもう一層ウォータージャケットのある水冷式なので二重構造になってる訳です。んで、恐らくその鋳型に使われる砂型の砂抜きに、こうした穴が4箇所あり、鋳抜いた後に溶接で埋めるものと思われます。
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んで腐食してピンホールが空いてソレが拡大して・・・・となる訳ですね。
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時間になったので今日のところはココまで。
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さて、どう修理しようか?正攻法で例のクルマ屋さんにアルミ溶接お願いするか?デブコンで埋めてお茶を濁すか?恐らくは後者でしょうね。。。
ヤマハのチャンバーだと前後にウォータージャケットが貫通しており、エンジン側にはチャンバーの膨張室とウォータージャケットの2重にジョイントがあり、ソレゾレ前後にバンドが掛かってて外すのタイヘンなのですが、SeaDooの場合ウォータージャケットの開口は片方向にのみで、他方は膨張室だけが接続されてるので液体ガスケットの固着が取れると簡単に外れたって訳です。意外と整備性が良いのね。
結局クルマ屋さんに連絡すると溶接やってくれるとの事なので、会社帰りに保管場所へ寄ってチャンバー取りに行きました。
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どうせ溶接するのに塗装を剥がす必要があるので、サンダーにカップワイヤーのアタッチメント取り付けて
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塗装剥がしました。表面的には小さな傷に見えましたが、結構な穴が空いてました。。。
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とりあえずバスタオルに包んでクルマに積み込んで帰ります。
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道理でビルジが多いと思ってたらこういう事だったのね。冷却で入ってきた水(海水)がジャブジャブとココから漏れてた訳で・・・。
とりあえず分解も比較的スムーズに出来たし、何より本格稼動前に不具合が見付かってヨカッタヨカッタ♪

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