4TECのインペラハウジングの組み立てと部品発注ミスの発覚

HONDA Africa Twin(RD07)

春の休日

今朝は上の子を学校に送り込んで、その足で保管場所へやって来ました。

早い時間から作業出来るのでタップリ時間があります。休みの日も早起きして活動すべきですね。

冬眠明け

気候も良くなって乗りたいけど時間が取れないので、とりあえずエンジン始動だけしておきます。

冬場に一度乗ったし、その後充電器も掛けておいたのでバッテリーは無事。しかも一発始動でした。

まずは清掃から

作業的には昨日の続きなのですが、シールリング外したところで終わってたので、セットされてるOリングを外して砂を洗い流します。

こういう細かい砂ってどこから入って来るのやら?この辺もほぼ密閉されてるように思うのですが、、、

美しくなりました♪

こうして見ると、やはり淡水使用ってのは程度が良いです。清掃したらキレイに地肌出て来るんですもんね。海水使用で手入れが悪いと元のアノ状態ですからね、、、

シールリングの組み込み

ココからは折り返しの組立作業になります。まずは新しいOリングをシリコングリスまみれの状態でセットし、その後新しいシールリングをソケットのコマ使って叩き込みます。

セット完了♪

この外側にもう一つオイルシールが嵌りますが、シールリングみたいにキツく嵌るわけではなく、ポロリと落ち兼ねないので、最終的にインペラ取り付ける時に嵌めるとします。

インペラベアリングのセット

引き続き、古いインペラシャフトのセットから、スリーブとワッシャーを取ります。スリーブは内側にOリングが仕込まれて嵌ってるだけなのでソノママ抜くだけです。

今回インペラシャフトも部品を取ってたので、コチラのセットはソノママ置いときます。

熱膨張&収縮作戦

新しいインペラシャフトにベアリングを組み込むべく、インペラシャフトは冷凍ストッカーに入れて冷やし、

ベアリングはヒートガンにて暖めます。

そして頃合を見て両者合体・・・と教科書のように上手くは行かず、、、Orz

万力作戦

ディープソケット持って帰宅してガレージの万力でセットしようとディープソケットとセットで持って帰ってきた思ったら、、、

全長が長過ぎて挟めず断念。。。OrzOrz

力技

結局ディープソケット噛ましてハンマーで叩き込みました。

あぁ、20tプレスが欲しい、、、

新旧比較

って程でも無いですけど、、、多少の錆とグリスの汚れ以外大差無いですね。

ベアリングもガタがあった訳でも無いので、グリスだけ入れ替えて再利用ってのもアリかと思います。ちなみにこのセットで国内価格¥26,500!!!(シャフト¥11,500ベアリング¥11,000)です。。。コレだけで如何に国内調達の部品が高いか?わかって頂けるかと思います。

ハウジング組み立て

ココからは新しい中古の元のハウジングに組み付けて行きます。まずは今組み立てたインペラシャフト&ベアリングから。お尻を軽くコンコン叩くと入って行きました。

ベアリングを留めてるサークリップの張力はナカナカのモノです。専用工具とはいえ、先端を付け替え出来るこのタイプには厳しいです。

何とか装着完了しました。

シールリング側の出面はこんな具合いです。

※まだ2個目のシールリングは嵌めてません。

どっちが良いのやら!?

さて、今回組み付けるインペラですが、元のを使うか?

新しい中古を使うか?

どちらも余り変わらないので、今回は新しい中古を使うことにしました。

インペラの組み付け

特に必要無いとは思うのですが、中強度のロックタイト使います。思いのほかサラサラしててドボドボこぼしてしまった、、、

結局インペラは修正した新しい中古を使用しました。

ロックタイトのブルーが・・・こんなんで効くのか?

ま、クソトルクで締め上げといたので大丈夫でしょう。トルクレンチあるけど余り使う機会無いなぁ~。。。

インペラカバーの組み付け

続いてインペラカバーの取り付けですが、インペラシャフトベアリングのエンド周りはマキシスの耐水グリスをタップリ詰めといたのですが、コーン部分はとりあえず安物のシャーシグリスで勘弁して貰うとしましょう。

3分の2ぐらい使った?マキシスのグリスだと残り全部食われてたかも!?(汗)

さすがにエンド部分はOリングが二重に入ってるし、ハウジングとのクリアランスもキチキチなので、カバーを嵌めようにも内包された空気が圧縮されて反発して浮いて来るので付け難かったです。。。

完成♪

そしてようやく元通りの形になりました。

何か付け忘れしてる気もしますが多分大丈夫でしょう。

アレコレ頭の中でシミュレーションして試行錯誤してたので、完成してなんだか気が抜けてしまいました。。。

とりあえずお片付け

散らかった工具や新旧部品、要不要もわからないので、一度整理して片付けて掃除します。

とりあえず出入り出来るようになった。

こうする事で残部品の確認も出来、作業がきちんと出来たのか?改めて整理する事が出来ます。

作業の整理

いよいよ船体への組み付け作業になるのですが、その前にサービスマニュアルで部品と作業手順の確認をします。このガーデンテーブル何気に使い易いです。ただ無塗装の生木なので汚れる前に何か塗装でもしといた方が良いのかな?

一部部品が未入手の為、ここからの組み付けが無理なのはわかってるのですが、とりあえず船体現物を前に確認作業します。

広くて明るいところに持って来て

アレコレ確認するとします。

ドライブシャフトの仮組み

とりえず今出来るところから、ポンプケースにドライブシャフト突き立てて船体に挿入します。

む~ん、、、曲がってるような?曲がってないような?ま、あっても問題無いレベルだと思うのですが、、、

とりあえずエンジン側の蛇腹と一体になったベアリングを装着しておきます。

本格的にドライブシャフトを突き刺すには、未入手の部品が必要なんですよね、、、

ん???

そしてカーボンリングとポンプ側の蛇腹を合体させようと思ったらカーボンリングがゴソゴソぢゃん!コレって蛇腹とはクランプで固定されますからね。

元の割れたカーボンリングと比べるとこんなに大きさに違いがあります。必然的にセットの受け側のスリーブも小さいです。。。

eBayの落札した記事を確認しても品番に間違いはありません。出品者の文言には02’GTX-4TECが適合リストに掲載されてます。。。

パーツリストの品番確認しましたが、適合品番と全然違います。品番変更あったのかな?とも思ったのですが、適合には高年式も含まれるので、どうやら掲載説明のミスっぽいです。

あぁ、やってしまった・・・返品交換は現実的で無いし、こういう時海外通販は不便ですね。

撤収

仕方ないので今日のところはここまでとして片付けて撤収します。

今度こそ品番検索かけて確実なのを手配するとして、暫く手を付けれないので部品も再度きちんと整理して片付けます。

失意のまま今日のところはココまでとします。

救いなのは今乗用掃除機の部品をeBayで使ったのと同じ転送屋さんに送って貰ってるので、ソコに向けて追加部品を発送し、転送品に紛れ込ませることが出来ることです。早々にeBayで部品見付けて落札するとしましょう。

念願のライド

という訳でバイク動かしに出掛ける事にしました。

特に目的も無く、結局いつもの菊蔵君のヤード回って帰って来ました。

走行80キロ弱です。

そしてまた定位置に戻します。

暑くも無く寒くも無くバイク乗るにはちょうど良い季節です。

 

 

ブログランキング登録中です。ご協力よろしくお願いします!

にほんブログ村 車ブログへにほんブログ村 車ブログ 車いじりへ

コメント